次のうち、一次資料はどれか?
- 添付文書
- インタビューフォーム
- 原著論文
- 教科書
- PubMed
- 医中誌
正解は③です。
一次資料には原著論文の他に学会の抄録や特許公報、試験データなどがあります。
医薬品情報は一次資料、二次資料、三次資料に分類されます。
一次資料は最も加工度が低く速報性の高い資料です。
二次資料は大量に存在する一次資料から必要な情報のみを取り出す手段を提供している手段です。
キーワード検索等によって一次資料の抄録などを得ることができ、そこから当該一次資料にたどれるものとなっています。
三次資料は最も加工度が高く、情報を分野ごとに評価・加工しまとめたものです。
一次資料の中でも研究者仲間での非公式な伝達や学会、研究会で得られる情報は速報性は高いが信頼性は低いこともあります。
一方、三次資料は速報性は低いが信頼性は高いものとなっています。
実務ではどれか一つの資料のみに頼るのではなく、様々な情報源に目を通し必要な情報を取捨選択することが重要となります。
従来、薬剤師が日常業務で使用するのは三次資料がほとんどでした。
しかし、EBMが求められる昨今、一次資料を利用する機会も増えました。
なので、一次資料の検索のために二次資料を適切に扱える技能も求められてきています。
情報の鮮度と信頼性のバランスを見ながら情報収集していきましょう。
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最後までご覧いただきありがとうございました。