放射線に関して正しい記述をすべて選べ。
- Bqは物質が吸収した放射線のエネルギーを表す単位である。
- GM計数管は電離作用を利用して放射能を測定する装置である。
- 液体シンチレーションカウンターは低エネルギーβ線の測定に用いられる。
- 等価線量は組織の平均吸収線量と放射線荷重係数の和である。
- 放射線に対する感受性の大きさは 骨髄 > 皮膚 > 脂肪組織の順である。
解答は②、③、⑤です。
順番にそれぞれの記述について解説します。
①Bqは1秒あたりの壊変数を表し、放射能の単位です。
記述にある物質が吸収した放射線のエネルギーはGyです。
②GM計数管は気体中の電離現象を利用し、高エネルギーβ線を測定します。
③液体シンチレーションカウンターは主に3Hや14Cが放出する低エネルギーβ線を測定します。
④等価線量=組織の平均吸収線量×放射線荷重係数で表されます。
単位はSvで表し、放射線が人体に与える影響を表します。
⑤放射線の感受性は細胞分裂が盛んなもの、未分化なものほど大きくなっています。
詳しい解説については以下の記事をご覧ください。
放射性核種、放射線について学ぼう 放射線に関する単位や放射線の測定、影響私が実践していた勉強方法がこちらです。
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最後までご覧いただきありがとうございました。